2011年1月20日木曜日

Japan Innovation Leaders Summitに参加してきた

 1/15土曜日に@品川グランドホール
Japan Innovation Leaders Summitに参加して来た。
MITの石井裕教授を迎え、Yahoo、Amazon、Gree、DeNAがそれぞれこれからの時代を語るという内容だ。

石井教授を今日まで知らなかったけども、どうやらタンジブルコンピューティングの第一人者とのこと。タンジブルコンピューティングってあまり聞き慣れない。トムクルーズのMinority Reportって映画でジェスチャーだけでコンピュータを操作しているシーンが印象的だけど、まさしくあれを現実にする研究をしている人だ。

内容そのものはUstreamで流れているので、そちらを参照してもらうとして、映像ではわからない生の現場で発見したことを幾つかメモしておく。

1.完璧なプレゼンテーションzen
資料は行の飛行機で作った約300枚。それを一時間で話すと言う、普通に考えたら無謀な枚数だ。但し、それは一枚一枚読むのではなく、一瞬だけ見せるためにしか使わない。そして話の後を追ってチャートが出てくる。話を裏付ける根拠が表示されるのだ。切り替えが早過ぎて目が疲れたけど、内容はしっかりと頭に入って来た。あれこそ
プレゼンだなって感じでした。練習もなく即興であれができるくらいになりたいですね。

2.言葉は日本語、話し方は英語
話してるのは日本語なんだけど、間の取り方とか、文の切り方は英語。きっと英語の考えを頭の中で日本語に翻訳して話してるからだろう。やっぱり現地で英語漬けすればいくつになっても英語脳になれるわけですね。

3.ディスカッションの文化、アメリカ
石井教授と話をする人は一言話すと必ず石井教授の合いの手が入る。教授の頭の回転が早過ぎて、皆まで言わなくても理解できるので、その次の話題に移ろうとする。さすがに誰もが戸惑うようで、時々会話になっていなかった。日本での会話は相手が話し終えるまで待つのが基本、けど海の外は基本的に話してる間に誰かが意見を言ってカブしてくる。行儀良く順番っこは島国文化の日本ならではであり、移民の国のアメリカでは個が残るために我先にと主張する。日本人が世界で議論できないのは英語力の問題よりもディスカッションによるコミュニケーション体系に慣れていないからだと思う。

4.コミュニケーションスピードがケタ違い
特に質疑応答の場面が顕著だった。
石井教授に質問できる持ち時間は37秒、内容はRTが1000回されるくらい深くなければいけない。深くなければ却下され、前提が長過ぎる質問は答えに辿り着けない。ほとんどの人が質問の途中で撃ち落とされていた。
たぶんあれがMITでのコミュニケーションスピードなんだと思う。昔、シャドーをやった時の専務のコミュニケーションスピードも同じ速さだった。つまるところ最前線で仕事をする人に共通するコミュニケーションスピードが存在するのであり、今の自分のスピードではとてもついていけないことを実感した。
MITの教授であると言うことがいかに大変かがよく分かりました。


なによりも39歳でNTTからMITに移って成果を挙げ現在に至るというのが実に興味深い。
何歳になってもチャレンジすればチャンスは掴める!それに伴う努力は必要だけど。
さっそく石井教授のtwitterをフォローしてみた。@ishii_mit

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